有田先達の江越礼太先生のご子孫の方をお迎えしての特別隊集会

有田町立有田小学校創立150周年を記念して、本小学校の創始者江越礼太先生のご子孫の方が有田を訪れられました。江越礼太先生は明治5年、わが国最初の近代的教育制度の「学制」がさだめられたその年に白川小学校の初代校長先生として赴任されました。

江越先生の偉大なところは、江戸や長崎でふれられた最も新しい知識を発揮され明治14年焼き物づくりを学ばせるために「勉修学舎」を創設され、職工学校として全国で最初の試みと高い評価を得ました。現在の実業学校の先駆けとなられました。

ボーイスカウト有田第１団はその江越礼太先生が眠るお墓の掃除を40年近く続けており、有田小学校創立150周年記念の折、埼玉県からそのご子孫の方が有田第1団を訪問されました。

当日は、ビーバー、カブ、ボーイ、ベンチャーの各スカウト約40名と保護者の方を含めて70名近くが参加しました。集会は営火を囲んで元有田町歴史民俗資料館長の尾崎葉子先生のお話や江越先生のご子孫の方のお話を中心に営火を実施しました。

またボーイスカウト日本連盟先達で元副理事長や国際コミッショナーをなされた日本連盟顧問の久米邦貞先生の有田第1団へのメッセージ朗読など、歌を交えてスカウトたちは終始熱心に耳を傾ていました。

営火が始まる前、ベンチャースカウトが80人分のカレーライスを作りました。

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